The best albums in my lifetime(番外編)

と、いうわけで…「人生のベストアルバム」なんて大それたお題で書いてきたわけですが…

「お前の人生とは、たった6枚のアルバムで語れる程度のものなのか?」

…んまぁ、そんなもんでしょ(爆


「あえて」6つに絞ったのだけど…
結果として、世代的にはいちばん多感な時期を過ごし、最も影響を受けたであろうはずの、1980年代の作品が1つも入ってないというこの矛盾はどうしたことかw

まぁ、自分のなかでは「1984年」というのが、音楽のみならずイロエロ(違w)な意味で「特別な」年として記憶に刻まれているんですよね…

ロサンゼルス五輪の年でもあり、北米のアーティスト達が参加した「公式アルバム」というのがあったんですが…これが、自分の洋楽志向を完全に決定づけた、とても思い出深い作品でしたね。
Loverboy(ナツい!)、TOTO、Foreigner、クインシー・ジョーンズボブ・ジェームス、ビル・コンティ、ハービー・ハンコック…そうそうたる顔ぶれ。
現在も使われている、有名なオリンピック・ファンファーレは、この時にジョン・ウィリアムズスピルバーグ作品をはじめとする映画音楽の巨匠)が作曲したものなんですよ。

そして、翌1985年にはあの『We Are The World』が。
どうしても、ど〜〜しても聴きたくて、小遣いを貯めて(当時まだ中学生w)…LPにどれだけ針を乗せたことか。
今なら、もうYouTubeとかでヒョイっとお手軽に聴けちゃうもんねぇ、聴くだけなら。
ひとつの作品を「穴があくほど」じっくりと聴き込む、という作業も…とりわけ、音楽をやる側の人間には、必要なことだと思うんだけどなぁ…というのも、もはやオヤジの戯言なんですかね(^^;;

f:id:powergodd:20131112110741j:plain

再び'84年に戻ってw…やはり、Iron Maidenの『Powerslave』も。
実際に聴いたのは少し後のことだけど…自分とメタル、そしてバンドを引き合わせてくれた、これまた「特別な」作品として。

あとは…これも事あるごとに「わが心のNo.1バンド」と言い続けてるIt Bites。
長い長い沈黙を経て、数年前から活動再開してるけど…昔も今もあまりに過小評価されていると思う。まぁ世間の評判なんぞはこの際どうでもいいんだがw
この、ハートフルで誇り高き英国ロック(誤解されやすいのであえてプログレとは言わないでおく)のかほり。わからんかなぁ〜w


トシを取ると、だんだん新しい(若い)アーティストに疎くなっていくのは、どうやら認めざるを得ない事実のようでw
そんななかでも、最近個人的に気に入ってるのはいくつかあって(これもあちこちで書いてるけどw)
特に、スイスのフォークメタルバンドEluveitieや、女性ヴォーカルをフロントに据えた米国のプログレバンドDistrict 97あたりには、まぁ今でも十分イイんだけど、今後より一層の飛躍、ブレイクスルーを期待したいところ。
英国モノでは…もう新しくはないけど、Mostly Autumnなんかはかな〜り「ツボ」にきますね〜。あ、これも女性ヴォーカルだったw(男性とのツインvo.にも近いけど)


これ以上続けると、もうアレもコレも…になって収拾つかなくなりそうなのでw
ひとまずこのへんにしとこうかと思いますが…
「これを聴かないでいるのは、人生の何十分の一か(?)を確実に損している!」
と言えるような…素敵な作品との出会いは、自分の音楽体験をより深く豊かなものにしていくし、とくにこれからの若い世代には、圧倒的に膨大な情報量のなかにあっても、そういう出会いというのがどこかに必ずあるはずだし、それは大切にしてほしいな…と改めて思うのであります。


…と、ムリクリまとめたところでw