ブラジルW杯 私的「ウラ」ベストイレブン(?)

ちょっと日数が空いてしまったけど…やりかけたものは最後までw

えーと、ウラ…といいつつ、じつは今回こっちも結構マジメに選びましたw
かみつきスアレスとか飛び蹴りスニガとか頭突きペペとかそっち系で…とも思ったんだけど、とにかく今大会は本当に好チーム、好試合が多くて。こりゃあネタに走ってる場合じゃないなとw

そんなわけで、オモテバージョンの11人には収まりきれなかった、主役にはなれずとも輝きを放った選手たちを。
♫おーえーあーw

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GKの活躍が目立った今大会。ノイアーを除いても、1人に絞るのはとても難しい…
ベスト8をかけたベルギーとの試合。120分でじつに38本ものシュートを浴び、最後は2失点したものの1試合16セーブのW杯新記録を樹立したハワード。そんだけ打たれまくった守備陣もどうなんだというのはこの際置いといて…まさにダイ・ハードの国アメリカ最後の砦であった。敗戦にもかかわらずこの試合のMOM(Man of the Match)に選出されたほど。しかし本人は「それが自分の仕事。そのために代表に呼ばれている」とサラリ。んもーかっけーぢゃないかこのどーしてくれんだコラ(違www

メキシコからも、ベテランのDF職人マルケスを。最後の最後でロッベンを引っ掛けて逆転のPKを与えてしまったがこれはもう責められないだろう。

オモテバージョンに1人も選ばなかったおわびに(?)ここでフランスとベルギーからも。

フランスはエースのリベリーをケガで欠いて苦しいかと思われたが、地味にいい選手が多かった。次点エース(?)のベンゼマさんは好調だったと思うんだけど…大事なとこで決めきれなかったので見送りw
ここは次代に託すべく、ベストヤングプレーヤー賞受賞のポクバと、同じく候補に選出のヴァランを。フランスもこれからもっと強くなる。

ベルギーは…正直、もうちょっとやってくれるんじゃないかと期待したのだが。ベスト8入りは果たしたけれど、若きタレント軍団は、その輝きを内に秘めたまま終わってしまったような気もする。そんな中、後方からチームを支えた主将コンパニーの安定ぶりはさすがの一言。こんなCBが日本にも1人でいいから…ムリかw

オランダからこちらにも2人。左サイドで奮闘し、スペイン戦であのファン・ペルシーの超絶ダイビングヘッドをアシストしたブリント。ガチでベストイレブンに選んでる人も多いのは頷ける。
どうしても中盤が1人埋まらなかったので、困ったときのワイナルドゥム…いやそんな言葉はないけど今つくった(爆
彼もまだ23歳。本来は攻撃的なプレイヤーで、所属クラブのPSVでも10番をつけてるらしいけど、今回の代表ではデヨングと共に中盤のフィルター役としてもハードワーク。3位決定戦、トドメの3点目となったW杯初ゴールはそのご褒美だったのかも。

あえて、われらがザックジャパンからも。
不調のチームのなかで存在感を示しながら、終わった後は代表引退をほのめかすような発言もあったというが…いやいやウッチーにはまだまだやってもらわないと。
もしや、今後は中盤(もちろんサイドではなくセンター)でも新境地を開拓して、まさしく「日本のラーム」に!?
いやホント、冗談抜きで。誰か中盤やらせてみてほしい。ダメなら代表で試そうよ。ね、ほら。騙されたと思って(違w
しかしながら、これはウッチーだからこそ言うのであって。長友は却下w…アナタは早く世界一のサイドバックになりなさいっ!w

コスタリカからももう1人、レフティで10番、かつイケメンと三拍子揃った(違w)ブライアン・ルイス。堅守からの、彼を起点とした切れ味鋭いカウンターは本当に見事でした。

ドイツvsアルジェリアの延長戦に入る直前、アルジェリアの選手たちが円陣で見せた凄まじい闘志。そして仲間からの渾身のスルーパスに、疲労で足がもつれながらも、屈強なドイツDF陣の間に身を投げ出して突っ込んでいくFWスリマニの姿には…本当に心が震えた。
もしかしたら、いまの日本にいちばん欠けているかもしれないものを見せられたような気がした。技術や戦術云々ではない何かを。国の誇りをかけて戦うことの意味を。誰かのために全てを捧げる覚悟を。

前回大会に続いて、今回も好チームぶりを存分に印象づけたチリを代表して、エースのアレクシス・サンチェス
ドイツのように、DFラインを非常に高く押し上げてくるチームを攻略するには、パスワークよりもドリブルの方が有効なことを、決勝戦のアルゼンチンは示したと思う。そこで改めてクローズアップされるのが「個のチカラ」というわけだ。
ドイツにしても、あれだけ手数と人数をかけた分厚い攻撃でも破れなかったアルゼンチンの守備を、結局はシュルレの単独突破からクロス→ゲッツェの美技。たった2人で決めてしまったわけで。
もしかすると「ドリブラー復権」の時代が訪れることになったり…するのかも?

そして、最後にこの場を借りて…やはり、われらが日本のザッケローニ監督にも、触れておかなければイカンでしょう。

振り返ってみれば、今大会のベスト8のうち、ザックジャパンはアルゼンチン、フランス、ベルギーコスタリカに勝ち、オランダとは引き分けているのだ。そう考えたらちょっとスゴくない?w
親善試合とはいえ、それだけのポテンシャル、可能性は見せたということを過小評価すべきではない。ザックジャパンは決して弱くはなかった。アジアカップも奪い返したし、対韓国戦も2勝2分けで負けていない(五輪はU-23なので別)
確かに、W杯での結果が全てなのかもしれないが、この4年間を、最後の3試合だけで全否定するのは間違ってると思う。
ドイツだって、最後の優勝から24年かかったのだ。日本はといえば「初出場」からさえ、まだ16年しか経ってないのである。

話がそれたw
まぁそんなわけで、4年間、目先の結果だけにコミットするのではなく、その先の未来に向けての「種まき」までやってくれた外国人監督という意味では、近年では唯一の人だったのではないか、と思うわけなんです。
ありがとう。あなたが日本を愛してくれたように、私達もあなたに感謝したい。
ということで、「ウラ」ベストイレブンのフォーメーションも、本来彼の代名詞だった3-4-3で組んでみた。
結局、日本ではうまくいかずに封印しちゃったけど…今となっては、もう少し時間をかけてモノにしておけば、ブラジルのピッチでも、また違う絵が描けていたのかもなぁ、なんて思ったり。


ふぁ〜〜っ。
オモテより長くなっとるしww(^^;;

不覚にも読んでしまった方ごめんなさいwww