Mavericksへの道(その1)

さて、そんなわけで。
ニューMacゲットにあたって、最新版のOS XであるMavericks (10.9)を「あえて選ばなかった」ワタクシですが…もちろん、状況が許せば最新環境に移行したいのは当然なわけで。

ただ何せ、これまで使ってきたのがPanther (10.3)という、どんだけ浦島太郎なんだ状態だったのでw(^^;;
まずは、このMountain Lion (10.8)で、できるコトはひと通りやってからじゃないと、少々心もとない、というか。

ところで。じつは…
一度HDDが「ガッ!」って異音を立てたまま沈黙してしまった、OS 9の入ってる古いiBookが…
なんと、起動したではありませんか!
いや、復活したのはこれが2度目なんだけど、もう3度目はないかもしれないw
とりま、フォントだけでも移そう、と思って、ファイル共有(P2PじゃなくてMac OSのね)で接続しようとしたら…

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え〜そりゃないよ〜。Pantherの時は普通にできたのに〜(^^;;
どうやら、Lion (10.7)以降のOS Xでは、セキュリティの低い、古い認証方式に対応しなくなったらしい。かくも時代は流れてしまったのか…

しかし、さらにイロエロ調べてみると…これを回避する方法があるようだ。

http://support.apple.com/kb/HT4700?viewlocale=ja_JP

でたよターミネーター、ぢゃなくてターミナルw
Mac OS X、それはまた「Macの皮を被ったUNIX」でもあるのだ。
もちろん、そんな高等知識は持ち合わせていないので、書いてあるまま、おっかなびっくりコマンドを打ってみるが…何度やっても途中の手順からうまく先に進めない。
だめだこりゃ。ワカランww…あきらめて元に戻す。

とりま、Webには繋がるので…ならばとOS 9のフォントファイルをシステムフォルダからコピー、フォルダにまとめて圧縮ファイルにしてfirestorageへ、というやや原始的な方法を。
しかし、Mountain Lion側で解凍してみると…全部のファイルが真っ白のアイコンで、フォントとして認識されてない(^^;;
うっそぉ〜。これもPantherの時は普通にできてたのに〜。
どうやらこれまた、Classic環境のサポートが打ち切られたLeopard (10.5)以降、OS 9のフォントは直接持ち込めなくなってしまったようで(^^;;
古い友人に何たる非情な…しかし良くも悪くも、これがApple、これがジョブズなのである。まさに、あの映画終盤のワンシーンのようではないか…しくしく(T_T)

というわけで、結局全てが徒労に終わるという結果にw….なんともはや(^^;;
まぁ、イロエロ勉強にはなりましたが。

とりま、いちどTiger (10.4)以前のOS Xを経由しなきゃいけない、ということはわかった。
Pantherの入ってるiBook G4が生きてれば、何の問題もなかったのに…
電源は入るんだけど…もう液晶画面が死んでしまって何にも判別できない。ちゃんと起動してるのかすら分からないw

いや待てよ。
確かiBook G4にも、ビデオミラーリング用のVGA出力があったはず。
もしかしたら、死んでるのは本体の液晶だけで、外部ディスプレイに繋げば普通に動く…かもしれないw
どうして、今まで気づかなかったんだろう?(もっとも、だからといってもはや現役のマシンとしては厳しすぎるのに変わりないけど)
可能性がある以上は、試すべきだろう…ということで、Mac購入のポイントの余りでVGAケーブルを注文w

…というわけで、ここで一時休戦。続きはまた次回、ってことでw

たかがフォント、されどフォント…なのである(ジョブズもこだわってたように)
そもそも、バックアップをちゃんと取っておきさえすれば、こんなことにもならずに済んだのだ。今更言っても遅いけどw(^^;;

そういえば、Mountain Lionには、昔のMacではお馴染みだった「Chicago」フォントも見当たらない。いつからなくなってしまったのだろう。何だかちょっとさびしい…

はてさて。新しいMacは果たして「昔の思い出」を取りもどすことができるのだろうか?
(次回につづくw)