Karnataka『The Gathering Light』
ここ何年か、音楽的に「ツボ」というか…
ジブンのなかで漠然と、いつかこんなのができたらいいなぁという、ある種の理想のカタチ、とでもいうか。
それを、目の前にポッと見せられた、聴かせられたような気持ちになったバンドが、3つありますw
奇しくも、それらには共通点があって…
・英国のバンドである。
・女性ボーカルと、キーボード(あるいはピアノ)がフィーチャーされている。
・プログレの系譜を受け継いでいる、あるいはその影響を強く受けている。
その3つのバンドとは…
「Renaissance」
「Mostly Autumn」
そして、今回紹介する「Karnataka」
マニアックすぎ…かしら?www
まぁそれはともかく。
これは、大幅なメンバーチェンジ(というより、オリジナルメンバーのBassひとりを残して総入れ替え)を経た、バンドとしての再スタートともいえる2010年の作品。
しかしながら、そのサウンド、雰囲気は、しっかりと受け継がれていて。
ケルトの空気を身にまとい、透明感と同時に、どこか憂いと湿り気を帯びた…英国ロック伝統のかほり。
前述の、他の2つのバンドもそうなんだけど…
彼等独特の、まぁ何といいますかね…
ひとことで言うと…「ジワジワ来るカンジ」
コレがねぇ…もうタマランのですわ〜w
もちろん、ガツンとくるヤツもいいんだけど
やっぱり、トシ取ってくるとねww
こういう良さってのは、まだケ●のアオいガキンチョにはわかるまいな〜(違
いつか、こんなのがやれたら…という思いの片方で
難しいだろうなぁ…と、どこか客観的に考えてしまうジブンもまたいて。
たぶん、カヴァーやっても誰もわからんしw
オリジナルにしても、このテの音楽って、ハードルは高いくせにウケる要素は少ないという…いちばん割に合わないタイプだよねぇ(^^;;
お客さん呼びづらいなぁw
だからこそ…
華々しく、脚光を浴びることはなくとも…
こういう音楽を具現化したバンドが存在してくれていることが、素直に嬉しいのです♪
地味でもいい。
こういうバンドが「生き延びて」…その血を繋いでくれるといいなぁ、と。
(アルバム収録曲より)